英会話が上達したければ、とにかく「復習」を大切に!

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私が毎日聴いている
 NHKラジオ第2「ニュースで学ぶ現代英語」
は、今週「アンコール放送」と言って、過去の放送を5日にわたって再び流しています。

「前に聴いたからいいや」と言って今週はパス、という人もいるようですが、それはもったいないです。

英会話に限らず、外国語をマスターするには、何より反復練習。
地道に見えますが、このプロセスが最強です。それは、ラジオ講座であっても、オンライン英会話であっても同じです。

ですから、番組を聴いている方は、アンコール放送も聴くことをおすすめします。
また、思わぬ発見や確認をすることができます。


たとえば昨日(6月10日)の放送では、こんな文がありました。

The service was held in Dharamshala, which is the seat of the Tibetan government-in-exile.
その儀式はダラムサラで行われました。そこはチベット亡命政権の"seat"です。

チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が89歳を迎え、彼の長寿を願う法要が行われたというニュースですが、この文の seat はどういう意味でしょうか?

もちろん「椅子」や「座席」ではありませんね。
seatには「拠点、中心地、中枢」という意味があるので、ここでは「本拠地」のように訳せます。

というように、復習は記憶を新たな印象で確実にするために役立ちます。
同じように、日々の学習の中で、復習を短時間でも行うと、その内容は驚くほど頭に残り、使える表現になります。


その日に学んだこと、あるいは一番最近オンライン英会話で覚えたりメモしたりした表現を。1つでいいので
 1.声に出して繰り返す、暗唱する
 2.自分の手で書いてみる
 3.繰り返し聴いてみる
といった形で復習してみてください。

復習に使える時間や環境は人それぞれでしょうから、全部する必要はありません。
家にいれば書くこともできますが、電車の中などでは聴くことや暗唱はできますね。


英会話スクールやオンライン英会話で定期的に続けているけれど、なかなか身につかない、上達しない、という方の多くが、「その時間だけ」でやった気になってしまっています。

毎日のちょっとしたすき間時間を使って復習することを続けていれば、いつか自分でも驚くほど英語が身についていることを実感できます。

復習は大事。
オンライン英会話で頑張っている方も、ぜひ実行してくださいね。





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否定疑問文の答え方に、もう迷わない

Do you play tennis?
(あなたはテニスをしますか?)

という疑問文に対して、Yes/Noで答えるのは簡単ですね。
・テニスをするなら、Yes, I do.(はい、します。)
・テニスをしないのなら、No, I don't.(いいえ、しません。)
となります。

これに対して

Don't you play tennis?
(あなたはテニスをしないのですか?)

というのが「否定疑問文」と呼ばれるもので、中学校の最初の頃に習いますが、ここで
「答える時に Yes / No どちらを使うか迷う」
という人が多いのです。

まず答えを行ってしまいますが、否定疑問文に対しては、
(1)答えが肯定文になるなら、Yesで始める(Yes, I do.) = テニスをする
(2)答えが否定文になるなら、Noで始める,(No, I don't.) = テニスをしない
と単純に考えましょう。

というのは、英語でYes/Noを尋ねられて答える時には、
Yesで否定文を始めたり、Noで肯定文を始めたりすることはないからです。


---------(この部分は1度読んだら忘れて結構です)---------
先ほどの(1)(2)で、あえて「はい、いいえ」の日本語を書きませんでしたが、改めて加えてみると、
(1)は、「いいえ、テニスをします」 ← 英語は Yes, I do (I play tennis).
(2)は、「はい、テニスをしません」 ← 英語は No, I don't (I don't play tennis).

このため、よく使われる説明が
 「否定疑問文に答える時のYes/Noは日本語と反対になります」
というものですが、これが全ての迷いの元です。
日本語は忘れましょう。
---------(ここまで、迷う原因の説明でした。忘れてください)---------


ということで、最後に次の例で、英語だけを何度も繰り返し音読・暗唱して慣れてしまうのが最強です。

Don't you play tennis?
Yes, I do. I play tennis.
No, I don't. I don't play tennis.

これでもう迷うことはありません。

中学英語で英会話はできるようになる?

「英会話は中学英語レベルで自由にできる」と言われます。そういう本もたくさん出ていますね。

もちろん、単語のレベルは別の話で、中学英語で経済の話などはあまり出てこないので、ボキャブラリーは自分で増やす必要があります。

小学校低学年が英検3級に合格できても、準2級はかなり難しいのと同じことです。

中学英語が手っ取り早い英会話の習得法と言われるのは、正しく通じる「英語の形」を間違いなく身につけるのに一番適しているからです。

また、単語の数としても、日常英会話という点では、中学英語では足りないということはありません。

最新の文科省の指導要領では、小学校で600~700語、中学校で1,600~1,800語を指導するということなので、合計2500語前後となります。

一方、イギリスのオックスフォード大学によると、英語を話すために必要な単語数は1,000~3,000語程度(結構幅が広いですが)としているので、中学までの英単語でほぼ不自由なくカバーできそうですね。

では、中学レベルの英語を効率よく身につけるにはどうしたらいいでしょうか?